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ザ・ピーナッツ「エピタフ」 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

ザ・ピーナッツ、知ってますか?


「ふりむかないで」とか・・・・・

「恋のバカンス」とか・・・・・・

「情熱の花」とか・・・・・・


一世を風靡した、双子の女性アイドルデュオですね。



んで・・・・・・


キング・クリムゾンって、知ってますか??


デヴューアルバムが、

ビートルズの「アビーロード」を追い落としてチャートトップになった・・・・

という、鳴り物入りで紹介されたわけですが、


それもそのはず、デヴューアルバムがすでにモンスター級の完成度!!


ちなみにこんなんですけど・・・・・


「クリムゾンキングの宮殿」

kc0000011.jpg


こ・・・こわ!!!




で・・・・・・・・・・


どう考えても、全く接点がなさそうなこの両者なのですが、


なななな・・・・・・なんと、


ザ・ピーナッツが、このアルバムの中の名曲「エピタフ」をカバーした

音源があるのですね!!!!(ビックリ!!!)




まあ、ザ・ピーナッツのおふたり・・・・・


上記の曲以外にも、


「モスラの歌」とか・・・・・・・

「恋のフーガ」とか・・・・・


けっこう、それなり・・・・というか・・・・

きわものチック、というか・・・・・・・


まあ、そんな感じの歌も歌ってますし・・・・


こーゆーのもアリかなと・・・・・


しかも、これがまたいい感じに仕上がってるのです!!!



どぞ・・・



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EP-4「リンガ・フランカ・1 ~昭和大赦~」 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

この前収穫したアルバムです。

EP-4「リンガ・フランカ・1 ~昭和大赦~」






1980年に京都で結成されたユニットで、各ミュージシャンたちは
ディスコ「クラブ・モダーン」の常連だった人々
・・・・・だったらしいです。

このユニットとしては、
マイナーレーベルから
このレコードともう1枚を発表したのみ(カセット作品は有り)ですので、
自分たちのやりたいことを演るために結成された
特殊なユニットだったのかもしれません。

・・・プロモーションも含めて、
さしてメディアへのアプローチもなかったように記憶していますし、
売りさばくことはあまり念頭にはなかったのかも??

でも、内容は
テクノ・トランス系の良質な収穫だったのではないかと思います。
とにかくクールでカッコイイ!!!
この一言です。

当時の日本で、こんな音を構築するグループが、
ほかにどれほどいたかは知りませんが
多分知名度は低かったものの、
1作品としての完成度は高くて、非常に高品質だと思います。


彼らは、厳密な意味ではテクノではなく、どちらかというとファンク系なのですが・・・・・・・

たとえばメジャーでテクノポップを掲げているアーティストでは、
彼らの音に接したら、
シッポを巻いて逃げ出してしまいますね、多分。(笑)

じつは、わたしはこの作品にリアルタイムで接していまして、
当時非常に衝撃を受けた作品でもあります。

専門誌では好意的に評価されていましたし、
こういった音にアンテナを張っていた
敏感な連中にも好意的に受け入れたようで、
いまほど
インディーズが広く受け入れられていなかった時期としては、
そこそこのセールスを記録したと思います。

ただ、メジャーと比較してしまえば
ほとんど売れていないようなもので・・・・・・

当時の売れ行きからみて、
まさかCD化されるとは思ってもいませんでした!!!
わたしとしては、機会があれば絶対に改めてきちんと聴き直したい、
できれば手元に持っておきたいアルバムの1枚だったのです。

CD化のうわさは知っていたのですが、
いつ市場に出回ったのか?全く知らなくて・・・
今回たまたま中古CDを見つけたので、即GETしました。

アルバムタイトルや市場でのインディーズ展開なスタイルから、
難解だったり過激な音を予想されそうですが、
実際には全くそんなことはなくて・・・・・・・・・

むしろ聴きやすいくらいです。

音楽的な切り口は斬新で、今でも十分通用すると思います。

****************************


そんなにこのアーティストに詳しくない
わたしの感想を読んでいるよりも・・・

世の中、
''EP-4 love''な方もいらっしゃるようで(笑)・・・

個人の方のサイトですが、
<EP-4>に興味を持ったなら、訪れることをお勧めします。



http://www5b.biglobe.ne.jp/~EP-4/EP-4-dark.htm



このサイト、
なんと・・・「ウィキペディア」に参考サイトとして載っています。



あと、「はてなダイアリー」も載せておきますね。


「はてなダイアリー」  http://d.hatena.ne.jp/keyword/EP-4



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EP-4「シミラー」




A Certain Ratio [レヴュー(カテゴリーフリー)]

先日、
何気なく記事にYouTubeを貼った「A Certain Ratio」ですが、
紙ジャケCD化されるようですね。

NEW WAVEのアーティストで、
ファンクビートとジャージーな曲想をうまく組み合わせた
モダンなPOP MUSICです。
「ファンクジャズ」ほど、フュージョン寄りではなく、
むしろクールな感じですね。

意外と知名度が低いようなので、いろいろ載せておきます。
<disk union>
こちら

<HMV>
Sextet
Graveyard & The Ballroom
To Each

<タワレコ>
「To Each」(今回紙ジャケ化の3枚のうちの1枚)レヴュー

「To Each」





試聴はこちら、
<MySpace>
A Certain Ratio


A Certain Ratio「Wild Party & Inside」






                  

ゲームサントラを侮るな その3 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

さて、お待たせいたしました。(誰も待っていない?)
「ゲームサントラを侮るな その3」です。

今回は、RPGのトップの座に君臨すると、誰もが認める

          「FF(ファイナルファンタジー)」


の、ヴォーカルアルバムを取り上げます。

「FFⅥ」までの、ゲームミュージックから取り上げた数々の曲に
歌詞が付いて、
「大木理沙」という女性ヴォーカルが歌い上げた作品です。

じつは、今回の主役はこの大木理沙さんなのですが、
このひとも、桜庭 統さんと同じく、「プログレ」畑出身です。
やはり、プログレのドラマチックな曲想と、RPGの設定とは、
相通じるものがあるようで、つまり「相性が良い」ようです。

大木理沙のデヴューは「ページェント」という、
JAP’S プログレ界に大きな軌跡を残したグループでした。

ページェント「螺鈿幻想(らでんげんそう)」






<曲目>

1 螺鈿幻想

2 ヴェクサシオン

3 木霊(こだま)

4 人形地獄

5 夜笑う

6 セルロイドの空

7 エピローグ

*一部の曲を試聴可にしてあります*



歌詞・曲想ともに、非常に日本的な情念の世界を
色濃く浮かび上がらせるページェントの1stアルバム。
旋律が日本的なんですが、きちんとプログレファンの琴線に触れる
「プログレッシヴロック」の名作の1枚だと思います。

後にも先にも、
もうこの作品に匹敵する作品は出てこないだろうと思わせる、
何かがその時降臨していたのでは?
くらいのインパクトのあるアルバムと、個人的には思っています。

このアルバムでは、彼女は「永井博子」と名乗っています。
おもしろいことに、
これだけ強烈な歌唱力の持ち主ですが、
もともとは、ヴォーカル担当ではなかったのですね。
本人も公式サイトで、
「ヴォーカルを志したことはない」ときっぱり言っています。

ページェントには、キーボード担当として入ったのですが、
ある日、練習中にちょっと歌ったところ、
この歌唱力ですから、即ヴォーカル決定!!と相成ったとか?
その時、
これだけうまいのに、なんでもっと早く歌ってくれなかったの?
と聞かれた際、彼女は、こう答えたそうです、

「だって、別に頼まれなかったから・・・・・」



フルアルバム2枚と、ミニアルバム、12インチ、カセット等を数作
発表してページェント自体は現在(たぶん)休止中。

なんか、ゲームミュージックの話から逸れてしまいましたが、
ココからが本題です。

その後、「永井博子」から「大木理沙」と改名した彼女は、
それまでもページェントと平行して活動していた
「MR. シリウス」という、やはりプログレグループ、
そして、ゲームミュージック、アニメサントラを中心に、
活動を行っていきます。

ちなみに、彼女のオフィシャルブログには、
ねこたちがいっぱい登場していますよ。

****************************

「その後」の大木理沙嬢の次の大きな仕事が、「FF」シリーズの
ヴォーカルアルバムということになるのですが、
あくまで「ヴォーカルアルバム」ですので、ページェントの時とは
うって変わって、女性ヴォーカル物に仕上がっています。

大木理沙


「ファイナル・ファンタジー ヴォーカルコレクション-PRAY-」



<試聴>
The Promised Land
光の中へ
Au Palais De Verre
Pray

大木理沙


「ファイナル・ファンタジー ヴォーカルコレクションⅡ


「Love Will Grow」



<試聴>
遠い日々の名残
have You Ever Seen Me?」(with 野口郁子)
はるかな故郷」(with 野口郁子)

ゲームサントラということで、ある程度制約を受けてしまっていますが、
女性ヴォーカル物としても、なかなか良い出来ではないでしょうか?





そして、この後、アカペラのミニアルバム「遠い景色」を発表します。
ヴォーカルの多重録音によるアルバムで、
楽器類は最小限に押さえられています。
内容は、1曲を除いてニューミュージック等の有名曲です。

大木理沙「遠い景色」






<曲目>

1.別れの情景 Ⅰ(小田和正)

2.悲しみにさよなら(玉置浩二)

3.遠い景色(大木理沙)

4.天使と小悪魔~MOVING~(ケイト・ブッシュ)

5.フレンズ(レベッカ)


ケイト・ブッシュの「Moving」をアカペラで・・・?
ちょっと驚きましたが、
オリジナルよりずいぶん大人しめになってます。
歌唱法は、意識的にケイトに似せているような気がします。

オリジナルはこちら、

KATE BUSH「Moving」






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以上、断続的に3回に渡って
「ゲームミュージック」を取り上げてみました。


多分に趣味的な要素の強い記事になってしまいましたが、
辛抱強くお付き合いくださって、ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・



でも・・・・・・ネタがたまったら、またやるかも(爆)


                 

ゲームサントラを侮るな その2 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

この前載せた記事「ゲームサントラを侮るな その1」で、
ちょっと触れた「桜庭 統(さくらば もとい)」
今ではすっかりゲームミュージッククリエイターとして、
数多くの作品を手がけている彼ですが、
もともとの出発点は、「プログレ」だったのです。

日本のプログレ総本山として名高い
「MADE IN JAPAN」レコードから
グループ名で発表した唯一の作品が、最初の「仕事」でした。

Deja Vu「Baroque in the Future」(’88)





<試聴>
Baroque in the Future
Daydream
Flash!

聴いてのとおり、ヴォーカルがちょっと平坦で、弱いです。
この時点で、強力でインパクトがあり、
歌唱力があるヴォーカルがいれば、
評価も変わったと思います。
あるいは、無理にヴォーカルを入れなくてもよかったのでは。

この後、アウターリミッツというバンドから、
ヴォーカルを引っ張ってきて、
強化した新生DEJA VUとしてライヴ活動は行ったのですが、
作品を残すことはありませんでした。
「クライムシンジケート」と言うライヴオムニバスで、
少しだけ聴けます。


曲調は、すでに、
ゲームミュージック的なアプローチが見え隠れしていますし、
現在彼が手がけている多くの作品に通じる部分があります。
彼個人の作曲家、アレンジャーとしての才能は、
すでに開花していたわけです。
これを聴いていると、
彼は、なるべくして、
ゲームミュージックの世界に入っていったんだなあ、
と、思ってしまいます。


そして、グループは解散。
ソロとしての道を模索し始めます。

桜庭 統「戯曲音創」(’90)





<試聴>
BIZANTIUM
DRAMA COMPOSITION

DEJA VU 解散後1年の沈黙のあと発表した初のソロアルバム。
キーボーディストだったことにも関係するかもしれませんが、
この作品も、DEJA VUの作品も、
「映像的」な広がりのある作風です。
このあたりも、ゲームミュージックに向いていたかもしれません。

しかし、わたしの記憶するところでは、このソロアルバムも
商業的な成功には至らず、
そして、以降、彼は姿を消してしまうのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後、いくつかのゲームの音楽を手がけてはいたようですが、
長い沈黙の後、1996年に、彼は再びわれわれの前に帰ってきます。
超怒級の新作を引っさげて!!!!!

桜庭 統「Beyond the Beyond」(’96)





これは、もうゲームミュージックの名を借りた
叙情派シンフォニックロックのトータルコンセプトアルバム。
プログレッシヴロックの良質な収穫だと思います。

「トータルコンセプトアルバム」ということと、1曲ずつが長いので、
あえて<試聴>は、載せませんでした。



その後の、桜庭 統の快進撃は、
圧倒的な発表作品の数々を見てもらえば、わかると思います。

桜庭 統の作品群

(CD作品及び、音楽担当した作品)
(*「ウィキペディア」より)

<ソロ>
戯曲音創(1991年)
Forest of Glass(2008年)

<ゲーム>
アークスII(1989年)
グラナダ(1990年)
FZ戦記アクシス(1990年)
ソルフィース(1990年)
エル・ヴィエント (1991年9月)
緋王伝(1992年)
天使の詩 ~白き翼の祈り~(1994年)
コズミック・ファンタジー4 銀河少年伝説激闘編 光の宇宙(うみ)の中で・・・(1994年)
ビヨンド ザ ビヨンド 〜遥かなるカナーンへ〜(1995年)
テイルズオブファンタジア(1995年)
スターオーシャン(1996年)
シャイニング・ザ・ホーリィアーク(1996年)
テイルズオブデスティニー(1997年、2006年リメイク)
スターオーシャンセカンドストーリー(1998年)
シャイニング・フォース3(1998年)
マリオゴルフ64(1999年)
ヴァルキリープロファイル(1999年)
マリオテニス64(2000年)
テイルズオブエターニア(2000年)
スターオーシャン ブルースフィア(2001年)
スターオーシャンEX(2001年)
黄金の太陽~開かれし封印(2001年)
黄金の太陽~失われし時代(2002年)
テイルズオブデスティニー2(2002年)
スターオーシャン Till the End of Time(2003年)
テイルズオブシンフォニア(2003年)
マリオゴルフ・ファミリーツアー(2003年)
バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海(2003年)
スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット(2004年)
マリオテニスGC(2004年)
テイルズオブリバース(2004年)
デュエル・マスターズ~邪封超龍転生~(2005年)
テイルズオブジアビス(2005年)
バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子(2006年)
ヴァルキリープロファイル2 シルメリア(2006年)
テイルズオブザテンペスト(2006年)
転生學園月光録(2006年)
トラスティベル ショパンの夢(2007年)
大乱闘スマッシュブラザーズX(2008年)
テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士(2008年)
テイルズオブヴェスペリア(2008年)
スターオーシャン1 First Departure(2008年)
インフィニット アンディスカバリー(?年)
スターオーシャン4 (?年)

<アニメ>
幻想魔伝 最遊記(2000年 - 2001年)
スターオーシャンEX(2001年)
あたしンち(2002年 - )
ヴァイスクロイツ グリーエン(2002年)
ウミガメと少年(2002年)
冒険遊記プラスターワールド(2003 - 2004年)

<テレビドラマ>
サイバー美少女テロメア(1998年)
千年王国III銃士ヴァニーナイツ(1999年)



****************************

さて、ここまで読んで、「ああ、やっと終わった」と思っている方。
「甘いっ  
このシリーズはまだ終わりません。
次回は、「FFシリーズ」初期のアルバムを紹介。
一応、「女性ヴォーカル物」です。

              

                     ・・・・まだ、続く、よ









            

ゲームサントラを侮るな その1 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

「imeem」という、いい道具を入手(?)したので、
ちょっと、
いわゆるゲームミュージックについての記事を書くことにしました。

ゲームミュージックって、ゲームの後ろで、流れてる
ピコピコ音の「音楽っぽい」もの????

と言う疑問符だらけの問いかけが聞こえてきそうですが、・・・・
「そうです!!」(笑)

そのピコピコ音の音楽っぽいものですが、
これが、けっこうすごいクリエイター達が手がけていたりするのです。

ゲームソフトの性格上、ゲームの中ではお手軽に聞こえるものも
サウンドトラックとして、収録する場合は、
正規のアーティストの演奏や、オーケストレーションされた内容になり
けっこうきちんとした「作品」に仕上がっているのですね。
なにしろ、値段を付けて買っていただくということは、
それ単独で、
商品価値のあるものにしなければいけないわけですから。

特に、RPGのゲームサントラのCDは、
完成度が高いものが多いと思います。

たとえば、
名作RPGとして有名らしい、PSの「ゼノギアス」からつながる
PS2の「ゼノサーガ」シリーズ。
このテーマを「歌って」いるのは、ケルトミュージック界では、
近年最も成功したアーティストの1つと言える「IONA(アイオナ)」の
女性ヴォーカルJoanne Hoggです。

JOANNE HOGG「ゼノサーガ - KOKORO [Maxi]」





内容(「CDジャーナル」データベースより)
2002年2月下旬発売予定のPS2ソフト『ゼノサーガ#エピソード1力への意志』(ナムコ)の主題歌&挿入歌。清涼感あふれるジョアンヌの歌声がケルティック・サウンドに溶け込む壮大なバラード。

多くのゲームミュージックの作曲家、アレンジャーとして、
その筋では有名な光田康典氏が、
作曲、全面監修した、サントラの中の1曲です。
ちなみに、
「ゼノギアス」のサントラも同じようなメンバーが手がけています。

そして、この光田康典氏を含め、ゲームミュージックのクリエイターが
集結した感のあるアルバムがこれ、

「ダーククロニクル プレミアムアレンジ」





このCDについて
RPGゲームを中心に数ある人気タイトルに音楽を創出してきたクリエーターがここに集結!
プレミアムアレンジシリーズ記念すべき第1弾は、レベルファイブ、ソニー・コンピュータエンタテインメントが送る「ダーククロニクル」!
あなたが体感した壮大な、冒険とファンタジーの音楽世界をゲーム史に残るサウンドクリエーターがリアレンジ!

<参加クリエーター>桜庭 統/THE BLACK MAGES/岩垂徳行/下村陽子/光田康典/細江慎冶/伊藤賢治

内容(「CDジャーナル」データベースより)
有名ゲーム・クリエイターがPS2用RPG『ダーククロニクル』をアレンジした、プレミアム・アレンジ・シリーズの記念すべき第1弾。あなたが体感した壮大な冒険ファンタジー世界が蘇る。


はっきりいってあまり詳しくないので、ゲームそのものは内容を
よく知りませんが、
このアルバム単体で評価する場合、
構成、アレンジ、作品としての完成度は「高い」と思います。
ただし、わたしの評価は、「プログレ」的な視点になりますが。

「曲目」
1. 終わらない冒険 (ラッシュテーマ) (Arranged by 光田泰典)
2. 月花宮殿 (Arranged by 細江慎治)
3. Dark Element (Arranged by 桜庭 統)
4. サン (Arranged by 陽子)
5. Moonlight Tango (Arranged by 岩垂徳行)
6. てんびん谷 (Arranged by 伊藤賢治)
7. 花の庭園 (Arranged by 下村陽子)
8. ステラ魔法寺院 (Arranged by 伊藤賢治)
9. 炎の魔人 モンスターギルトーニ (Arranged by The Black Mages)
10. 暗黒の戦い (Arranged by 桜庭 統)
11. 魔人 (Dark Cloudメインテーマ) (Arranged by 岩垂徳行)
12. Time is changing (Arranged by 細江慎治)

             *一部の曲を試聴可にしてあります*


****************************




この中に、「桜庭 統」というアーティストが数曲提供していますが、
このアーティストが、また素晴らしいクリエイターです。

その件に関しては、また別の機会に。



                 ・・・・(そのうち)つづく


                  

最近のヘビロテ [レヴュー(カテゴリーフリー)]

最近、ヘビーローテーションで聴きまくっているのが、
これ

Beginner's Guide of 「africa」(3枚組み コンピ.)





アフリカ音楽のコンピです。
とにかく、無条件に良い!!!
つまらない解説並べてもしょうがない!!!
躍動感のある曲もいいですが、そればかりではなく、
しっとり系もあり。
ほんとに土着感のある曲から、非常に完成度の高い楽曲まで
さまざま、おなかいっぱい入っています。
でも、ずーと聴いてても飽きません。
最近、ブログやってる間ずーっと流してます。

このコンピレーションシリーズは、テーマ別にいろいろ出ていて、
「tango」とか「arabia」とか「salsa」とか10種類以上あります。
ぜんぶ3枚組みで、1枚ごとにちゃんとジャケットも付いてます。


****************************

それと、もう1枚。
これも最近のヘビロテです。

ANNIE HASLAM「Woman Transcending」





1年以上前のアルバムですが、いわゆる「アーカイヴ」物です。
でも、1枚の新アルバムとして充分完成度の高い「作品」です。

アニー・ハスラムは、いわずと知れたルネッサンスのメンバーで、
美声女性ヴォーカリストです。

お気に入りは、
11曲目「Lily's in the Field」です。
でも、どの曲も全て「いい」です。

最近の、通勤(お散歩)途中のBGMです。

下の曲は、このアルバムには入っていませんが、
代表曲の1つですので。
マイク・オールドフィールドのヒット曲としても有名。

Moonlight Shadow







そして、ルネッサンス

Renaissance「Carpet of the Sun」







                  

Jean-Luc Ponty「Cosmic Messenger」 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

わたしの、音楽的な嗜好は、
1)美声女性ヴォーカル
2)その他の女性ヴォーカル
3)美旋律+女性ヴォーカル
4)耽美系+女性ヴォーカル
5)ハード系でも、やっぱり女性ヴォーカル
・・・・・・・・と、「女性ヴォーカル」命で続いていくのですが、

いちど「女性ヴォーカル」のくくりをはずすと、
意外と「ジャズロック系」なんかも好きだったりします。

Jean-Luc Ponty


フランス人のヴァイオリン奏者、
ジャン・リュック・ポンティ(42年生まれ)
古くから活動していますが、やはり
「マハヴィシュヌ・オーケストラ」が有名でしょうか。

わたしは、楽器の中で、「ヴァイオリン」がすきなので、
このヒトのアルバムは、よく聴いています。


このヒトは、たーくさんアルバム出しています。
名盤も多くあります。
なかでも、歴史的名盤と呼べると絶賛されているのが、
Jean-Luc Ponty/秘なる海 Enigmatic Ocean(77)


わたしのお気に入りは、やはり「ロック」寄りの
このアルバムでしょうか。

「Cosmic Messenger」




<試聴>
http://www.amazon.co.jp/Cosmic-Messenger-Jean-Luc-Ponty/dp/B000002I9J/ref=pd_sim_m_img_2



jean luc ponty live




LED ZEPPELIN「The Song Remains The Same」(熱狂のライヴ) [レヴュー(カテゴリーフリー)]

今回の記事は、ミーハー一直線ですので、
興味の無い方はスルーしてください。


LED ZEPPELIN


「The Song Remains The Same」(熱狂のライヴ)









雑誌とかで、広告や説明を読んで、期待して待っていたDVDです。
内容は、以前から出ていたDVDがベースになっていますが、
リマスターを施され、「おまけ」映像も増えて、
ヴァージョンアップして、2枚組みになっての再登場です。

<旧バージョンDVD>
                        




「熱狂のライヴ」のタイトルで劇場公開された
<映画>でも、ありますね。

よもや、このモンスターバンドを「ぜ~んぜん」知らないもんね
なんてゆー方はいないと思いますが、

一応、レコード会社の最新情報コーナーです。



http://wmg.jp/artist/zeppelin/index.html

そこにくっついていた、宣伝用フィルムです。
とりあえず、1つだけ貼り付けました。
なんだこれ?、っていうくらい「ちょっとだけ」です。




それから、ウィキペディア です。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%B3

さて、DVDのほうですが、
今日、さっきまで観てました。

もう、ずいぶん前に1度DVD化されていて、ずーっと入手が容易な
状態でしたし、購入価格も廉価だったので、
LED ZEPPELIN フリークの方たちは、映像そのものは
すでに観ているのではないでしょうか。
ビデオ時代からあったはずですし・・・

じつは、わたしは、今回はじめて観たのです。

一番冒頭に、ギャング同士の抗争みたいな映像が出てくるのですが、
最後まで、この映像の意味がわかりませんでした????

あとは、コンサートの映像に、各メンバーのPVみたいなのが
挿入された構成になっています。

ところどころに、あまり嬉しくない映像も入っています。
たとえば、コンサート会場の管理人とZEPのマネージャーが、
会場で不法に売られている
未公認のポスターのことでもめてるシーンとか。

いちばん多く「出演」していたのは、ジミー・ペイジでした。
ロバート・プラントより、圧倒的に多かったですね。
途中のギターソロが、めちゃくちゃ長い!!と思ったのは
わたしの気のせいでしょうか。

最後のほうで、なんと「テルミン」を使っていました。
その時の、ジミー・ペイジのうれしそうな顔!!
まるで、新しいおもちゃをもらった、子供のようでした。(笑)

それと、ロバート・プラント、Gパン下がりすぎ。
「ローライズ」のはしりか?

わたしも年寄りになったようで、このDVD観終わったら、
疲れちゃいました。
テンション高いまま、ずーっといってます。
息抜きできるところ「なし!」(笑)

特典映像を観るのは、次回にしました。

でも、満足。



               





 

PATTI SMITH「Twelve」 [レヴュー(カテゴリーフリー)]

PATTI SMITH「Twelve」




試聴は、ココ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2534760

大御所パティ・スミス姐御のNEW ALBUMは、
なんと、カバーアルバムでした

ここに来て、初カバーアルバムを出すとは、
さすが、「わが道を行く」姐御らしい。
しかも曲目が、時代に媚びない納得の選曲です。

でも、全部、きっちり「パティ・スミス」のタッチになっています。
何歌っても、彼女の個性は揺るがないのですね。

彼女って、NEW WAVE系から、パンク、パブロック、その他、
ジャンル分けで、いいかげんに扱われていますが、
そんな枠に入れようとするのは無理があるんじゃないかな??
彼女の演っているのは、
そうゆー狭い囲いを破った、ただの「ロック」なんだから。

復帰後は、さすがに若干「マイルド」になったかな? と思いますが、
このアルバムも、そんな感じです。

わたしの個人的な意見としては、
これはこれでいいのですが、
やはり、オリジナルアルバムがいいかな。

このアルバムの中でパティ・スミスに一番フィットしているのは
わたしの意見としては、ドアーズの「ソウル・キッチン」
なにげに、解説読んでたら、
この曲を選んだのは、夢の中で天使のお告げがあり、
「<ソウル・キッチン>やらなきゃだめだよ」と、
囁かれたから、だとか。
しかも、「ベルベットのカーテンのうしろから」
        ・・・・・  そうだったんだ。

しかし、1曲目ジミヘンの「アー・ユー・エクスペリエンスト?」が、
しっかり、パティ・スミス化しているのには、
ちょっと笑えました。(笑)



ジャケ写は、ロバート・メープルソープから
お誕生日プレゼントにもらった、
「タンバリン」
彼の、手作りだそうです。



Patti Smith「Gloria」





Patti Smith「Summer Cannibals」




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